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サポート(Q&A)
これまでのお問い合わせの中から
Q.住宅の塗装工事は何年に一度すべきでしょうか?
A.以前の話です。最適な塗装周期は、鉄部・木部は3~5年、外壁ならば8年~12年と言われていました。当時、建築に使用されていた材料には木材やスチールなどの耐用年数が比較的短いとされる建築材料が多く使われていたからです。中でも木製の破風などの紫外線や雨の影響を受けやすい部位や雨や湿気に曝された鉄部では、工事後2~3年も経過した時には既に塗装の剝れや錆が発生している状態のものが多く見られました。これは当時使用されていた塗料の性能も一因だったのだろうと思っています。時代が替わり現在では木材に代わりセメント系のボードが、スチールに代わりアルミやステンレスが使用されるようになり、更に塗料の耐用年数も飛躍的に進歩した事で建物全体の老朽化のバランスが保たれるようになった事で、現在の様に10年に一度程度の総合的塗装工事での対応が可能になった訳です。但し、築年数や前回行った塗装工事の品質や使用された塗料によって、立地条件によって、全く差があるものですから、定期的な点検は必要です。簡易的な検査の方法は上段メニューの【老朽化から建物を守る大切なポイント】をご覧ください。
Q.家の内部の床、壁のクロス張替はできますか?
A.当社は内装・外装の専門店として、ご愛顧いただいており、内部・外部ともに建物の表面に見えるところ全てが工事範囲となっております。過去、当社が施工した工事の中の、ほんの一例になりますが、お客様のご了解の上で、工事後の写真を公開させて頂いております。上段の「完成工事の中より」をお選びいただき、ご覧下さい。こんな事をしているのか!とお分かりいただけるはずです。勿論、これが全てという訳でなく、この他にもお役に立てる事は沢山あると思います。どうか、お気軽にお問い合わせください。
Q.工事に使用する塗料の製造元はどちらのものですか?何を基準に選んでいますか?
A.藤沢市南部は特に潮風の影響を受けやすい塩害地域です。その為、塗装計画の段階で、常にこれを加味しなければなりません。この他、例えば、川や森が近い為、湿気が多い、などの環境も、見落とす事ができない立地条件の一つとなります。まずはこのような、環境に適した塗料・材料選びが必要です。次に、塗装する部位の性質や劣化状況によっても、選ぶ材料は違ってきます。更に、塗料によって、夫々に異なる特性があり、下塗と上塗の組み合わせによっても、耐候性は大きく変わるものです。ですから、当社においては、下塗塗料と上塗塗料のメーカーは、必ずしも一致させる訳ではなく、過去の定期検査などのデータから、厳選しています。製造元は標準的な条件のもとで、耐用年数などを示しますが、夫々に異なる現場の状況までは加味していません。ですから、優れた製品であっても、その特性を生かせるかどうかは、私達の経験と技術です。日頃、使用する塗料のメーカーですが、エスケー化研、関西ペイント、日本ペイント、水谷ペイント、ジャパンカーボライン、その他です。
Q.自宅の屋根と外壁の塗装工事を考えています。調査、見積もりは無料でしょうか?A.勿論、無料です。電話、FAX、メールなど、ご連絡を頂ければ対応させていただきます。
Q.塗装は秋が最適な季節だと聞きましたが何故でしょうか?
A.秋は温度、湿度ともに安定した季節だから、塗装には最適と言われる方が多いようです。しかし、塗料には正常に硬化し設計通りの耐候性を発揮する為に定められた施工可能な温度範囲、湿度範囲があります。これを守りながら塗装工事を進める事が重要であり、それは一概に秋という事ではありません。しかも、秋の長雨と言って9月中旬ごろ~10月上旬位に停滞前線がもたらすしつこい雨があります。当然、雨が降る時とその前後には湿度は上昇します。ですから、必ずしも正しい認識だとは言い切れません。
Q.家の外側の塗装工事を考えています。安くて上質な工事を求める為にはどうしたら良いの でしょうか?
A.良いものを安く購入したいと考えるのは皆同じだと思います。その為に数社に見積依頼をして、一番安いところに注文しようというお客様も増えています。ここでご注意いただきたいのは、工事仕様を共通のものにしなければ価格の比べようがないという事です。しかし、塗装工事に関わった経験のない一般の皆様にとって、これはなかなか難しい作業になるのかも知れませんね。そのような皆様の為に、今、私に申し上げる事が出来るのは、地域の評判は嘘をつかない。という事ぐらいでしようか。ですから、地域の皆様の話を聞くのも良い方法だと思います。また、工事業者に対しては、見積前に、お客様のご希望が何なのか?優先されるのはどんな内容なのかをはっきりと伝えるのも良いでしょう。
Q.外壁の塗装工事について教えてください。標準2回塗りの業者さんも3回塗の業者さんも いるようですが、この違いには何の理由があるのでしょうか?
A.標準的な塗装回数は塗料製造メーカーが指定しています。例えば下塗の後に上塗2回の指定に対して3回目の上塗の必要があるのかどうか?は業者の捉え方次第だと思います。3回目の塗装は無いより、有る方が、厚い塗膜が完成する訳ですから、一般的な状況の中では、有った方が良いと言えると思いますが、その分の費用負担もあるのでしょうから、必要があるのかどうか?はお客様にとって、重要な事だと思います。メーカーが指定する塗装回数には検査データを含めた根拠があるものです。
Q.保証内容で20年保証する会社があるようですが、本当でしょうか?
A.建物周囲の環境、使用した塗料、施工技術が、その後の耐用年数には大きな影響を与える事は間違いありませんが、一般住宅の塗装工事に使われる塗料の性能について20年間保証しますという塗料製造メーカーは聞いたこともありません。施工に用いる塗料の性能がその年数を満たすほどの性能が無いのに、20年間保証の塗装工事とは、私には言えない事です。保証については、何をどのように保証してもらえるのか?が、重要なところだと思います。
Q.インターネットで3社に見積依頼をしたのですが、高いのか安いのか?全く分からない。
最近では、インターネットで塗装店を探し、複数の塗装業者に無料見積もりを依頼するお客様が増えているようです。お客様からのお問い合わせで、安く、優良な塗装店を選ぶためにはどうしたら良いだろう?というお問い合わせを受ける事があります。塗装工事に限らず、金額が数十万とか数百万とか、比較的高価な買い物をしようとする場合。複数の販売店を訪ねて、色々と話を聞いてみようとする方は少なくはないですし、そこには商品が陳列されており、手に取って機能を確認する事もできたりもします。ですから、お互いに全てを理解した上での売買ができるはずです。ところが、私達の仕事は、お客様のご要望を探りながら工事内容と金額を先に決定し、その後で、お約束の商品を作るというオーダーメイドであり、しかも、お客様にとっては工事が完了したところで、初めて美観的な評価が可能となり、耐久性などの品質については、工事後数年間の経過を経て初めて評価できるものになります。実行中の塗装工事をご覧になる限り、技術的には難しくも見えない。誰にでもできそうに見えるのが塗装工事ですが、建物全体にムラなく均一に塗料を塗る、という作業は、なかなか難しいものです。施工後、数年が経過するうちにムラが現れて徐々に目立ち始めるものです。更に、建物によって使用された材料や、立地条件も夫々ですから、正しい現状分析をして、それに合った材料と工事工程を計画する事にも、多くの経験が必要です。どちらも、建物を老朽化から守り、工事後の美観を長期継続させる為には欠かせません。最近では、営業を主な仕事として、決して安くない価格で塗装工事を受注し、非常に安価で下請に投げてしまい、工事管理もしない(と言うか、技術的に知らないからできない)会社が非常に増えています。品質の良くない塗装工事を高い価格で買う事の無いように。ご注意いただきたいものです。技術があるかどうかは、資格で評価しても良いと思います。(技術者にも管理者にも相応する資格があります)。もう一つは、しっかりした許可をもって運営している会社か?(建設業の許可など)。更に、業者の運営年数、作業員の経験年数も重要な評価の一つとなるでしょう。長い年月に亘り、継続できている根拠があるからです。最後に、複数の塗装工事業者の中で、一社を見積だけで評価する場合ですが、まず工事の仕様を揃えたところで始めなければ意味がありません。最後に私のこれまでの経験から申し上げる事ですが、大きな会社だからと言って優れた工事をするとは言い難く、小さな会社だから安いとも言い難い。質問に対する答えになっているかどうか?分かりませんが、長年の私の経験から申し上げている事です。
Q.ドローンを使用した屋根調査はやっていますか?
当店では、見積もり段階で、梯子を用いて屋根に上がり、写真やビデオに記録したものを、お客様にご覧いただく事にしています。例えばコロニアルなどの表面の劣化程度や小クラック、表面の凹凸や荒れ具合は映像だけでは分からないものです。自分の目で直接見る、触って確認する。このほうが間違いのない検査が行えるものです。
Q・防弾塗料というのがあるそうですが、扱ったことはありますか?
扱った事はありません。イランご出身の方が、防弾塗料を表面に吹付けた鶏卵をアスフアルトに叩きつけるのですが、割れない。そんな実演を目の前で見た事がありました。かなり高価な塗料のようですし、日本国内では需要は期待できませんよね。